Pocket

さまざまな方面で活躍する実務家達の日々に密着!!

秋庭プロフィール写真

株式会社Lifull FaM 代表取締役
秋庭麻衣さん

秋庭麻衣
株式会社Lifull FaM 代表取締役
株式会社ネクストに新卒で入社し、不動産・住宅情報サイト『HOME’S』の営業を経験。
社内第1号となる産休・育休を取得するが、育児をしながら働くには会社のサポート体制が不足していると感じ、経営陣に自ら新たな施策を提案し、社内制度を立案。
育休から復帰後は、時短勤務を続けながら人事部で新卒採用や人材育成を担当し、管理職としてメンバーのマネジメントを経験。
仕事と子育ての両立で直面する問題を解決したい、という強い想いから2014年10月にネクストから100%出資を受けて「株式会社Lifull FaM」を設立。社長としてサービスの立ち上げを行う。1児(小学校5年生)の母。

秋庭麻衣さんが勤めるホームページ•ブログ等は下記の通りです。

URL: http://lifull-fam.com/ 
Ameblo: http://ameblo.jp/lifullfam/
FACEBOOK: https://www.facebook.com/lifullfam

入社して育休第1号となった秋庭さん。その後どのようにキャリアアップをし、会社設立に向けての準備や努力をしてきたのか実像に迫ります。連載第2回目は、株式会社Lifull FaM代表取締役 秋庭麻衣さんからお話を伺いました。

Q 起業した(ブランドを立ち上げた)きっかけはなんですか

実は入社1年目に妊娠してしまったんです。当時はまだ50名ほどのベンチャーで、私が産休・育児の取得第一号となりました。産休から復帰後は人事部で新卒採用をしながら、仕事と子育ての両立に葛藤する毎日でした。保育園から急な呼び出しがあると会社やチームに申し訳なく感じ、遅くまで働いていると子どもに申し訳なく感じる。
頑張れば頑張るほど誰かに迷惑をかけているような気がして、もどかしくて仕方ありませんでした。けれども子育てをすることも女性が働くことも社会にとってプラスになるはず。そのプラス2つを両立している人が、いつも申し訳ない想いをしているのはおかしいと感じました。そこで、ママだけが仕事と家庭の両立を抱え、辛い思いをしなくてもすむような社会を創りたいと考えました。
そのために、育休第1号ということもあり、まずは会社の制度を整えようと人事でワークライフバランスの施策を企画実施していました。幸いネクストは女性の育休取得率100%、男性の育休取得率も一般平均を大きく上回る企業となりましたので、今後は社外の多くの人にも価値を届けたいと感じ、事業を立ち上げました。

Q どのような内容のお仕事ですか

パパとママのコミュニケーションアプリ(http://lifull-fam.com/appinfo/)とパパとママのためのポータルサイト「Lifull FaM」(ライフルファム)(http://lifull-fam.com/)を運営しています。
アプリは忙しい夫婦が子育てについて情報共有とコミュニケーションを図れるアプリです。具体的には、子供の毎日の写真をカテゴリ毎に共有ができたり、スケジュールの共有ができます。
ホーム画面に1週間分のスケジュールが表示されたり、登録されたスケジュールはタイムラインに通知されたりするので、写真やスケジュールを通して、夫婦がコミュニケーションをとることができます。
また、夫婦の信頼関係に欠かせない「ありがとう」を言いやすくするために「ありがとうボタン」があり、事務的になりがちな夫婦の会話をスタンプで和やかにしたりする仕組みがあります。
また、先輩パパ・ママの経験談をもとにした子育てコラムや先輩パパ・ママのおすすめする商品やサービスを探すことができるサイトを2015年8月にリリースしました。
夫婦2人では解決できない子育ての問題を、このサイトで情報を得て解決してほしいなと思っています。
フッター3

fam02_750x1334
WEBサイト
webサイト画像

【アプリを作った背景】
子育てと仕事の両立におけるママの葛藤を一番に救えるのは誰かと考えた時、それはもう一人の親であるパパなんです。
ママが子育てを独りで抱えるより、パパがチームになって2人で分担したほうが当然負担は軽くなりますよね。ただ、日本の男性の1日平均の家事育児の時間はOECD諸国でも下から2番目です。
その理由としては、もちろん長時間労働や休暇が取りにくいなどの働き方の問題も大きく影響していると思います。ただ、現状でも夫婦で分担している家族はいます。そんな家族は何が違うのでしょうか?
家事分担に満足してる夫婦はコミュニケーションにも満足しているというデータがあります。家事分担に正解はなく、各家庭それぞれです。ただ、その分担にお互いが納得しているかがカギとなるので、それはコミュニケーションをとりながら進めていくしかありません。
ただ、最近は共働き家庭が多く特に小さい子どもを育てていると、夫婦二人でゆっくり話す時間はとれません。
そこで、アプリを活用して夫婦二人の話題である子供の写真やスケジュールを話題の種に、コミュニケーションを活性化してもらおうと考えました。

fam03_750x1334

Q 仕事のやりがいや、辛かった事はなんですか

アプリのユーザーさんから感想をいただくと非常にやりがいを感じます。
旦那さんがあまり育児に協力的ではなく、LINEでメールを送っても既読スルーされるというママから、Lifull FaMの子どもの写真を1週間分送ったら「ありがとう」ボタンが返ってきたというメールをいただいたことがあります。
旦那さんからの「ありがとう」ボタン一つで、今までにないくらい育児に前向きになれたそうです。
その他、仕事に忙しいパパが、Lifull FaMのスケジュールのおかげで、子ども遠足の日を把握することができて、朝、遠足について家族で話ができたと喜んでいただいたことも。
アプリを使って、1人でも多くの家族が笑顔になってくれればうれしいです。
辛かった事に関しては
会社を立ち上げるまでに、事業計画を作成して、何度も親会社であるネクストの役員に提出している時は体力的につらかったです。業務では人事でマネジャーをしていたので、会社にいる時はランチを取る暇もないほど忙しく、夕方急いで家に帰って家事育児をして、娘が寝た後から事業計画を朝方まで作る日々でした。
夜中に何度も、なんでこんなことにチャレンジしてしまったんだろうと考えました。ただ、ここでやめてしまったら「子育てと仕事が両立できる社会を創る」という目標が潰えてしまうし、「やっぱり子育てしながら子会社を立ち上げるなんて無理なんだ」と周りに思われてしまうのではないかと考え、自分を奮い立たせる日々でした。自分の目標のためと、自分自身がロールモデルになるんだという想いが支えていたと思います。

〈仕事の風景〉
slush
ベンチャー企業の祭典 

uniqlo
世界最大級スタートアップイベント
Slush Asiaでユニクロ賞を受賞した際の授賞式

打ち合わせIMG_2953
開発の打ち合わせ

撮影IMG_2954
WEB媒体「無冠帝メディア」の撮影

Q秋庭麻衣さんのある1日を教えてください♡

6:00  起床 朝食準備・出かける準備
7:00  娘を起こして朝食
8:00  娘の登校と一緒に出社
9:00  アプリのKPIチェック
     メールチェック
     WEBサイトの入稿
     資料作成
11:00  エンジニアと今後の開発に関してミーティング
13:00 ランチ
14:00 外出 
コラボを予定している企業様とミーティング
18:00 帰宅
19:00 夕飯
20:00 お風呂
21:00 洗濯・夕飯片付けなど
22:00 Facebook投稿やメッセージの返信、情報収集
23:00 読書
24:00 就寝

Q リフレッシュは、何をしますか

①日常的に疲れた時はマンガを読んで現実逃避します(笑)
ONE PIECEやフェアリーテールなど少年マンガばかりです。娘と一緒にはまってます。
マンガIMG_2957

②水を見ると癒されるので、水辺に行きます。
自宅が湾岸沿いなので、散歩がてら海を見て癒されています。
水辺

Q 休日はどのように過ごされていますか

定期的に旅行へ行きます。
海外・国内問わず、リゾート地に行き娘と自然を満喫します。
休日2
今年の夏に家族でバリへ

休日2
春に軽井沢に行き乗馬を堪能♡

娘のお友達を招いてキッズパーティーを良く行います。
大変なんですが、娘が喜んでいる顔が見たくて頑張ってしまいます。
1441176205167

Q 今後の目標と読者の皆様へひと言お願いします♡

まずはアプリとWEBサイトを1人でも多くの方に使っていただき、笑顔になる家族を増やしていきたいと思います。
また、アプリやサイトに限らず、女性が子育てしながらキャリアを築いていく手助けになるために、様々な場所での講演やイベントも引き続き行っていきたいと思います。
想いに共感していただき、一緒に何かできそうな企業様がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください!
lifullfam-info@lifull-fam.com

【編集後記】
パワフルで美人、キャリアウーマンなママ、秋庭さん。
今後も更なるご活躍を期待しています!
子育てと仕事を両立することは本当にひと言では言い表せないくらい大変です!
今後、育児と仕事をスムーズに両立していける素晴らしい社会になる事を願っています。

Pocket